スピーキング(2次試験対策)

英検二次試験対策のポイントと対策

英検二次試験対策のポイントを挙げたいと思います。
3級、準2級、2級、準1級では絵の内容を説明するナレーションがあります。その後質疑応答がありますが、級があがるにつれて自分の考えを説明するような問いが増えます。

こういう試験ではふだんからできるだけ英語に接して、意識的に英語を使っていないとなかなか思うようにしゃべれないと思います。

以下、私の考える二次試験を乗り切るためのポイントと対策を述べたいと思います。

) ナレーションでできるだけつまずかないようにする。しかし、完璧をねらおうとしない。

2) 自分の知っている範囲の語彙や構文で言えないか工夫する。

3) ふだんから時事問題などに関心を持ち、自分の意見を英語で表現できるようにしておく。

4) 自分にだけわかるようぼそぼそしゃべったり、意味不明のことはいわない。

5) とにかく最後まで一生懸命にしゃべる。

以上の点についてもう少し説明させてください。その中で対策も述べたいと思います。

※ 3)については二次試験対策の一つとしていろいろなテーマについて短文を作って集めたページ

       英検二次試験対策のためのミニトピック集

    を作りつつありますので、よろしかったのぞいて下さい。


1)のナレーションは2級では20秒間、準1級では1分間の準備時間が与えられます。2級は3枚の絵を見て、準1級は4枚の絵を見てその説明をしなけらばなりません。最初の出だしの文は与えられています。

このナレーションでつまずくと後に影響するので、たとえ拙くとも何とか持ちこたえたいところです。
気持ちの上では完璧に説明しようとせず、6〜7割ぐらい説明できればOKぐらいの気持ちでいる方がいいのではないでしょうか。

20秒、ないし1分の間にまず全体の流れを考えます。これは日本語で考えればOKです。
ここで無理をして「これは英語で言うととうなるのかな・・・」などど考え始めると先に進めません。

とにかく要点だけを確認します。ここで最初から英語で流れを思いつくような人はおそらく合格間違いなしだと思います。

例えば2005年度第2回二次面接試験の問題では

@女性がアメリカからの訪問者を相手に会議でプレゼンらしきことをやっている。うまく進行していて発表者も聴いている人もhappyな様子である。
                         ↓
A2枚目の絵ではmeetingの後、sightseeingに行きたいので、町を案内してくれませんか?とプレゼンを下女性が頼まれている。彼女はOKしたようだ。

                         ↓
B翌日、The great Buddhaの案内をしている時、「どうしてあんなのが作られたの」と質問されたが
よくわからず、案内役を買って出た女性は困った様子。
                         ↓
Cその後、女性は本屋さんの前を通りかかった時、”Japanese History Books On Sale”という看板を見かける。「仕事ばっかりじゃなくて、日本の歴史のことも少し勉強しようかな・・・」などど考えたみたい・・・

流れはざっとこんな感じなのですが、比較的内容のわかりやすい絵もあればわかりにくいもの、また、説明しやすい状況など、いろいろあります。どんな絵が出題されるかは運任せのようなところがあります。

英検の1級のトピックを選ぶ問題でもそれは同じで、試験である以上ある程度は運も関係すると思います。

今は準1級の例で説明していますが、2級では絵が1枚少ないだけですので、基本的なことは同じです。

全体の流れを日本語でいいのでまずつかむこと。これがまずやるべきことだと思います。

次に実際に英語で説明しようとする時、どんなことに気をつけるべきか?

私の場合はそれぞれの絵を見て何かキーワードになりそうな英語を思い浮かべます。ちょうど絵の下にポストイットで貼り付けるようなイメージでその単語やフレーズを中心にして絵を見ます。あくまでも絵の説明をするのですから、絵はしっかり見ます。そして実際に説明する時は絵を見ながらではなく、試験官を見ながらまさに「伝えよう」とします。

例えば今の例では絵の中にあるグラフが右肩上がりで業績が伸びているとか、みんな聞き入っているとか、いろいろ言えることはあるでしょうが、とりあえず言えることは

○ 彼女は会社のことについて話している → talking about her company
○ 会社の業績はよさそうだ → 業績? 良くわからん、 company、doing well とかsuccessful

そうすると 与えられた文では a woman held a meeting with ・・・とあるから
She is talking to them about her company in a meeting. She says that her company has been very
successful,. She is explaining very well using sales figures, and her English is very good.
などと言えそうです。さらに付け加えるならば、People who are present at the meeting look happy.
も言えそうです。

2番目の絵では
○ 会議の参加者の一人が会議が終わってから「観光に行きたい」「案内してくれないか」と頼んでいる様子なので→ After the meetin, と Could you show us around the city?(これは絵の中に出ているのでそのまま使えるな・・・)

そうすると、
After the meeting, one of them asked her if she could show them around the city.
または直接話法でAfter the meeting, one of them said, "Could you show us around the city?"
And she said, "OK. No problem" などど言ったのではないかと思われます。

余裕があれば観光案内を頼んだ男性は「あなたのプレゼンはすばらしかったし、英語が流暢なのには驚きましたよ、いや〜ほんとにすばらしい」などど言って褒めちぎりました。と説明を付け加えるといいかもしれませんが、あくまで余裕があればの話です。

3番目の絵では
○ 翌日観光案内をして、大仏を見せた。いくつか質問されたけれどよくわからず、困った。
 → went sightseeing, やshow around the city, また、the Great Buddha (これも絵の中にあるのでそのまま使えるな・・・)
そうするとこんな感じか・・・
 
The next day they went sightseeing with their guide. She showed them around the city, and in one
of the places they visited, there was a giant statue of The Great Buddha. They asked them some
questions like, "Why was it built?" or "How old is it?"

「彼女は答えられなくて困った」、と言いたいがこの「困った」がくせもの。どう言えばいいのでしょう?

j和英辞典で調べると、She felt awkward.とかShe felt embarrassed.あるいはShe was in trouble.などど出ていますが、どれも思いつかなかったら、(実際、このあたりは自信がありません)

She didn't know how to answer, and she was disapplointed with herself. She thought, "I know about business and my company, but I don't know much about other things like history and my town.
I think I must study more."などど状況を説明してなんとか逃げ切ります。

最後4番目の絵では、
○ 本屋さんの前を通ったら、日本の歴史についての本のセールをやっていた。、「ちょっと日本の歴史について勉強してみようかな」などど思っている。→  a book store, とJapanese history books on sale
she thought・・・

そうするとこんな感じか・・・
Later that week she was walking along the street, and she stopped near a bookstore.
In front of the store there was a board which said "Japnaese History Books are on Sale."
She thought, "Oh, this is a good chance to start studying about Japanese histroy."

これで合格点に達するかどうかはわかりませんが、少なくとも流れはだいたい説明できたので、詰まることはないと思います。問題集を買って模範答案を見ればもっと洗練された英語で説明がされているので、詳しくはそちらを見て確認してください。ひょっとすると今書いた英語にぎこちないところや間違いがあるかもしれませんが、完璧さを求めるよりも、まず合格すること、そして多少不完全でも英語を使って何かを伝えることの方が重要ではないかと最近思います。

このナレーションで大切なことは、ここで大きなミスをしたり、詰まってしまって後に悪影響を及ぼさないようになんとか乗り切るということです。そのためにはあまり完璧さを求めすぎないことが大切だと思います。ここでもう一つのポイントである

2) 「自分の知っている範囲の語彙や構文で言えないか工夫する」について少し説明させてください。
上の例でもお分かりのように、例えば

○ 間接話法で言うよりも直接話法の方が無難に言えます。また、
○ 単語が思い浮かばなかった時は状況を説明することで乗り切れる場合があります。
  (例) 「彼女は整形手術をした」は辞書で調べると
She had cosmetic surgery. または She has plastic surgery. と出ています。
もし思い浮かばなければ
      She had surgery to make herself look more beautiful.  And she is very happy with her
face after the surgery.
というように、説明的に述べる方法があります。もちろん不自然さを伴う場合がありますが、
     何も言わずに詰まってしまうよりはいいと思います。

     「タバコをすう人って生理的にいやなんです」
     これもこのニュアンスを全部伝えようとしたらどう言えばいいのか、正直良くわかりませんが、
     I hate smokers. とか I cannot stand people who smoke.
     と言えばとりあえず要点は伝えられるのではないでしょうか。

3) ふだんから時事問題などに関心を持ち、自分の意見を英語で表現できるようにしておく。
  
  本場の試験ではどんなテーマについて出題されるのかわかりません。あまり政治的なものや宗教色の強いようなものは取り上げられないと思いますが、日頃から新聞や雑誌には目を通しておくといいと思います。

日本語でも英語でもかまいません。読んだあとに要点や感想などをメモ程度でいいのでノートなどを作って書きとどめておくといいと思います。日本語で読んだものを英字新聞などでどのように表現しているか確認できると一番いいと思いますが、関連語句を一つか二つ調べておくだけでもずいぶん違うと思います。「週刊ST」や「Japan Times」などがおすすめです。
週刊ST

The Japan Times

The Japan Times Weekly

4) 自分にだけわかるようぼそぼそしゃべったり、意味不明のことはいわない。

これは当然のことかもしれませんが、よく英語でしゃべろうとすると人格が変わったようになる人が私の周りにもいます。そういう人は妙にジェスチャーだけが大げさになったり"You know, ・・・、You know・・・”を連発して内容のあることはほとんど言わない場合があります。妙にくだけたYou gonna・・・のような形のしゃべり方もあまり好意的には見られないような気がします。また、自分があまり自信のない英語は二次試験では使わないほうが賢明です。できるだけはっきりと相手の顔を見て、明るくしゃべることが大切です。その方がAttitude(態度・姿勢)の評価もいいと思います。

5) とにかく最後まで一生懸命にしゃべる。
これもAttitudeに関連することですが、こういう面接試験で相手は生身の人間ですから、最後は
試験官の「お慈悲」にすがるしかないと思います。
一生懸命に何とか伝えようとする姿勢が試験官の情に訴えることがあるかもしれません。
もしちょっと甘めで合格点がもらえたとしたら、ラッキーだと思い、そのことに感謝して合格してからその級ににふさわしくなるために一生懸命勉強するようにすればいいと思います。

いろいろ書きましたが、二次試験対策は英語を実際に使うことを意識させてくれる点で日本人学習者にはよくできた試験ではないかと思います。これに合格することで英語を使う楽しさのようなものが少しずつ出てくるような気がします。がんばってください。

尚、二次試験対策の一つとしていろいろなテーマについて短文を作って集めたページ

       英検二次試験対策のためのミニトピック集

もぜひ見てください。
  

2006年07月23日 15:23

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