スピーキング(2次試験対策)

2次試験の流れを知っておこう

部屋に入室するとやりとりは全て英語です。試験の流れは以下のような感じです。

1)入室と挨拶
Hello!などと言って、試験官にカードを渡します。その後、たいてい試験官が"Sit down, please."とか、
”Have a seat."などと言ってすわるように促すので着席します。

2)自由会話
名前や受験級の確認があり、自由会話が1分ぐらいあります。

3)問題カードの英文を黙読
カードを手渡され、20秒間で黙読するように指示があります。ここでは話しの内容の要点をつかむようにします。
 
4)問題カードの英文を音読
ここでは大きな声ではっきりと、相手にしっかり着てもらうつもりで音読します。アクセントや意味のかたまりで文を区切って読みます。アクセントが正しければ多少日本式の読み方でもそれほど気にする必要はないと思います。

5)質疑応答
英語で4つの質問が聞かれるので、落ち着いて答えます。2級のNo.1とNo.2の質問は「英文の内容」や「イラスト」に関するものです。カードを見ながら答えてかまいません。

2級はNo.2の質問の後に"Please turn over the card and put it down."などと言ってカードを伏せるように指示があります。

そのあとのNo..3とNo.4は、パッセージとイラストについての質問ではないが、No.3ではトピックに関連のある一般的な質問に対して、受験者がどう思うかが聞かれます。まず同意するかしないかを答え、さらにその理由を加えることが求められます。自分の考えを簡潔に答えられればOKです。

No.4は、パッセージのトピックとは特に関係のない一般的な質問にたいして、どう思うかが聞かれます。yes,Noで答え、さらにその理由を加えることが求められます。


6)カードの返却と退出
カードを返すように指示されるので、返却し退出します。"Good-by. Thank you"などと言って退出すればいいと思います。

英語は連想ゲーム

連想ゲームの得意な人は英語の習得が早いのではないかと思います。
例えば、”Volunteers”という単語を聞くか見た時、「ボランティア」という意味を浮かべるだけの人と
「ボランティア」と言えば「老人介護施設でボランティア活動をしている大学生」とか「何か人の役に立ちたいと思ってボランティア活動をしている定年退職後の男性」、「地震の後、復興を助けようとボランティア活動をしている学生」など、いろいろイメージできる人では後者の方が早く英語を使えるようになると思います。

英検二次試験対策のポイントと対策

英検二次試験対策のポイントを挙げたいと思います。
3級、準2級、2級、準1級では絵の内容を説明するナレーションがあります。その後質疑応答がありますが、級があがるにつれて自分の考えを説明するような問いが増えます。

こういう試験ではふだんからできるだけ英語に接して、意識的に英語を使っていないとなかなか思うようにしゃべれないと思います。

以下、私の考える二次試験を乗り切るためのポイントと対策を述べたいと思います。

英検二次試験対策のためのミニトピック集

英検準1級のナレーションでは4枚の絵を説明しなければなりませんが、一つ一つが説明できればあとは時間の流れにしたがってつなぐだけです。まず、一つ一つを具体的に説明できることを目指しましょう。

ここではその1枚ずつの絵の代わりに、ある一つのキーワードやトピックについてできるだけ具体的に英語で説明しました。

と言っても英語で文と作るとなると構えてしまい、なかなか思うように作れないものです。そこで、ふだん何気なく使っている語や新聞で読んだ記事から連想することを5つの英文で表す練習をしてみようと思います。英文をつなぐ時は、and(そして), but(でも〜), so(だから),then(それで), if(もし〜ならば),
when(〜の時), because(〜なので)、などをできるだけ使うと会話らしくなると思います。

大切なことは、やさしくても多少間違っていてもあまり気にせずにとにかく英語を自分なりに使ってみることです。このあたりはスポーツや楽器の練習と似ていますね。
(1)携帯電話
(2)夏休み 
(3)結婚
(4)仕事  
(5)あいさつ
(6)職場の上司
(7)旅行
(8)ファッション
(9)ファーストフード
(10)健康
(11)学校週5日制についてどう思うか
(12)少子化について
(13)日常の動作を表す表現 その1
(14)日常の動作を表す表現 その2
(15)日常の動作を表す表現 その3

話のネタを探すなら英字新聞が役立ちます。

今はThe Japan TimesThe Daily Yomiuriのような日刊のものはWEB上でも一部の記事は読めます。

The Japan Times

ジャパンタイムズウィークリー

週刊ST

(1) 携帯電話

交差点で信号待ちしていたら、高校生が携帯電話のメールを見ながら運転していたので危ないと思った

(2) 夏休み

夏休みと言えばたいていどこかに旅行することが多いが、今年は家族がみな忙しく時間の調整が難しい。自分は旅行があまり好きではないので、家で読書かな・・・

(3) 結婚

職場の同僚で独身の女性がいたが、今のところ結婚する気はないと言っていた。
子供ができたら仕事を続けられなくなるかも知れないと考えると結婚に踏み切れないとのこと。

(4) 仕事

保健会社に20年以上勤めているが仕事が忙しく、帰宅すると毎日へとへとだ。
もっと自由時間がほしい・・・

(5)あいさつ

朝のあいさつはちょっとしたことだけれど、大切なことのような気がする。

(6)職場の上司

職場の上司は日曜大工が好きで、ペットの愛犬についてもよく話してくれる。

(7) 旅行

あまり旅行をするほうではないが
先月、オーストラリアから来た友人と京都へ行った。
抹茶を飲みながら楽しい時を過ごした。

    

(8)ファッション

もともとカジュアルな服装がすきなのですが、職場ではスーツとネクタイを着用しています。
あまりリラックスできないので特にネクタイは好きになれません。

(9) ファーストフード

ファーストフードはあまり利用しません。健康上の理由と言うよりは単純に味が好きになれないからです。
年齢とともに好みも変わります。

(10)健康

私はテニスが好きです。テニスを毎週することが健康維持に役立っていると思います。

英語で意見・考えを言う時の表現

英検2級や準1級の2次試験では「〜についてどう思うか」を問われる問題があります。

カードについての説明が終わった後、personal questionの形で問われます。

例えば、
Some people say that, because of computers, people spend too much time alone. What do you
think about that?(2005年度第1回2次試験問題より)

まず、質問の内容がしっかり聞き取れて理解できることが大前提です。

模範解答を見るとこんな感じです。
I agree. People spend too much time in front of computers without talking to anyone. They should make time to meet others and talk to them.
となっています。そんなに長く答える必要はないようです。

ポイントは、最初に賛成か反対かという結論を言ってから理由を述べることです。

もうひとつのポイントは質問をしっかりと聞いて、それを繰り返すような形で言えばそれだけで英文ができてしまい、答えの形になる場合があるということです

落ち着いてしっかりと質問を聞くことが大切です。こういう時、普段から音読していると助かります。

受け答えの表現としては簡単なもので十分です。

例:
I agree 〜 because...(〜に同意します)
I don't agree 〜because...(〜に同意しません)
I disagree with 〜(〜同意しません)

I think 〜 because...(〜だと思います)
I don't think 〜because...(〜ではないと思います)

In my opinion, it is ...(私の意見では...)
In my case, I often...(私の場合はしょっちゅう...)


ミニトピック(11)学校週5日制についてどう思うか

「現在、日本の多くの学校では土曜日は休みということになっている。これは生徒にとっていいのか?」

生徒にとっていいという意見の場合は、その理由として時間をいろいろなことに使えるということが考えられる。

Many schools in Japan have stopped having classes on Saturdays. I think this is good for students
because they can use time for various things. For example, they can spend more time on their
hobbies or volunteer activities. Of course they can study if they want to. And they can relax
and share time with their family on Saturday. I think that is good for students.

ミニトピック(11)学校週5日制についてどう思うか

「現在、日本の多くの学校では土曜日は休みということになっている。これは生徒にとっていいのか?」

生徒にとっていいという意見の場合は、その理由として時間をいろいろなことに使えるということが考えられる。

Many schools in Japan have stopped having classes on Saturdays. I think this is good for students
because they can use time for various things. For example, they can spend more time on their
hobbies or volunteer activities. Of course they can study if they want to. And they can relax
and share time with their family on Saturday. I think that is good for students.

少子化について

少子化の原因のひとつは子育てはお金がかかるということがあるのではないでしょうか。

I know that the birthrate in Japan is decreasing quickly.
One of the reasons is that growing children is very expensive.
So, when you get married and cannot afford to raise your chilren, it is very likely that you choose to have
a lifestyle without children.

もうひとつの理由は晩婚化により、子供の数が少なくなっていることがあるのではないでしょうか。

Another reason for decreasing birthrate is the tendancy to marry late in life. Biologically speaking, if you get married in late 30s or early 40s, you would have less babies than couples who get married in their 20s.




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(13)日常の動作を表す表現 その1

英検二次試験では絵のついたカードを与えられ、英語でその説明を求められます(3級〜準1級)。
日常の動作を英語で言えるようにしておくといいです。

1.目覚まし時計がなる。 The alarm clock goes off.
2.目を覚ます。 I wake up.
3.まだ眠い。 I'm still sleepy.
4.時計をチラッと見る。 I glance at the clock.
5.6時だ。 It's six.
6.おきなくてはいけない。 I must get up.
7.ベッドの上で半身を起こす。 I sit up in bed.
8.両腕を伸ばす。 I stretch my arms.
9.あくびをする。 I yawn.
10.起きる。 I get up.

やさしいと思える単語でも、いざというとき出てこないと使い物になりません。
口慣らしをしておくといいです。

(14)日常の動作を表す表現 その2

自分の毎日の動作をじっくり観察してみるだけでもいろいろな表現があります。
単純ですが、思ったらすぐに言えるようにしておきたいものばかりです。

1)窓を開ける
2)空を見る。
3)天気がいいな。
4)トイレに行く。
5)顔を洗う。
6)歯を磨く。
7)髪をくしで整える。
8)ひげをそる。
9)顔をぬぐう。
10)食堂へ行く。
11)家族に「おはよう」と言う。
12)朝刊をザッと読む。
13)トーストにバターを塗る。
14)トマトジュースを飲む。
15)コーヒーをカップに注ぐ。
16)ご飯を食べる。
17)味噌汁を飲む。
18)口をぬぐう。
19)(食事を済ませて)食卓を離れる。
20)着替えをする。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

1) I open the window.
2) I look up at the sky.
3) It's fine[cloudy, rainy, snowy, stormy, etc].
4) I go to the bathroom.
5) I wash my face.
6) I brush my teeth.
7) I comb my hair.
8) I shave my face.
9) I wipe my face.
10) I go to the dining kitchen.
11) I say "Good morning"to my family.
12) I skim through a morning paper.
13) I butter a slice of toast.
14) I drink tomato juice.
15) I pour coffee into a cup.
16) I eat rice.
17) I eat miso soup.
18) I wipe my mouth.
19) I rise from the table.
20) I change clothes.


(13)日常の動作を表す表現 その3

1)パジャマを脱ぐ。
2)ズボンをはく。
3) シャツを着る。
4)ネクタイを締める。
5)靴を履く。
6)玄関を開ける。
7)出かける。
8)駅まで歩く。
9)駅まで自転車で行く。
10)駅に着く。
11)改札口で定期券を見せる。
12)電車の到着を待つ。
13)電車は満員である。
14)押しながら乗る。
15)つり革にぶら下がる。
16)押される。
17)つま先を踏まれる。
18)電車を降りる。
19)階段を下りる。
20)駅の外へ出る。
21)通りを横切る。
22)会社員が急ぎ足に歩いている。
23)信号が青(緑)に変わるのを待つ。
24)会社に到着する。

↓ ↓ ↓ ↓

1) I take off my clothes.
2) I put on my trousers[pants].
3) I put on a shirt.
4) I tie a necktie.
5) I put on shoes.
6) I open the front door.
7) I go out.
8) I walk to the station.
9) I go to the station by bicycle[on a bicycle].
10) I get to the station.
11) I show my commuter pass at the ticket gate.
12) I wait for the train to arrive.
13) The train is jammed.
14) I push my way into the train.
15) I hang onto a strap.
16) I get pushed around.
17) I get my toes stepped on.
18) I get off the train.
19) I climb down the stairs.
20) I go out of the station.
21) I cross the street.
22) I see office workers hurrying along.
23) I wait for the traffic light to change to green.
24) I reach the office.

*女性の場合、化粧をする動作があります。
 I put on my makeup.
化粧をおとす場合は
I remove my makeup.
 化粧を直す場合は
I adjust[fix] my makeup.

英検二次試験の質問で気をつけたいこと

二次試験の質問をよく見てみると、あるパターンのようなものがあることに気が付きます。
According to tha passageのあと、why.....?で始まる質問と、how.....?で始まる質問があることです。

例えば、働きながら子育てをするのは大変なので、最近では保育所を設置して社員が利用できるようにしている会社がある・・・というような内容の問題文があり、そのパッセージを読んだ後、According to the passage, how can employees work without worrying about their children?という質問が続いている場合があります。

質問は「従業員はどうやって子育てについて心配することなく、働くことができるか?」という問いなので、
答え方のポイントは「職場の育児サービスを利用することで、働ける」ことを述べれば言い訳ですが、答えるときには文章を丸ごと読むのではなく、少し工夫してやらないといけません。

例えば、They can use a childcare service at the workplace.とか、By using a childcare service, they can work at the workplace.といった感じで、本文の一部を利用しつつ、少し形を工夫してやる必要があります。

これがもしWhy......?の形の質問なら、Because they can use a childcare service at the workplace.のように、ポイントとなる文章をみつけたら、Becauseをくっつけてそのまま読めばOKになる場合が多いです。

過去に出題された問題をいくつか見ながら、how.....で始まる質問の答え方をチェックしておくといいと思います。過去問題を解いて、パターンにある程度慣れておくといいです。

英検二次試験の過去問題を勉強するとき、やっておきたいこと

英検二次試験は英語での面接試験です。当たり前のことですが、試験官が英語で質問をして、受験者がそれに英語で答える試験です。ということは、質問の英語が少なくとも理解できていないと答えることができません。

質問の英語がしっかりわかるようにするためには、その質問が発せられた直後に同じ質問をもう一度頭の中で繰り返してみると確認できます。

例えば、According to the passage, how can employees work without worrying about their children?という質問が発せられたら、その直後に心の中で"...how can employees work without worrying about their children?"と言ってみるのです。もし、同じように問題を繰り返すことができるなら、たぶんその質問の意味はわかるので、その質問に対してそれほど焦ることがないと思います。

これはやってみるとわかるのですが、質問にうまく答えれないと感じるときはたいてい質問がうまく聞き取れて理解できていない場合が多いということに気が付きます。

なので、過去問題を解くときは、問題文と模範答案の両方を試験官と受験者の一人二役をやりながら音読するとより効果的です。音読することで相手の質問をより長く頭の中に残しておく練習ができます。
単純ですが、とても効果のある勉強法です。