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英語の多読が大切なのはわかってはいるが…

このサイトを見てくださる方の中には、夏休みに英語で何か本を読もう
と思っていた人もいるのではないでしょうか。

英語の総合的な力をつけるには、語彙増強が大切で、そのためには
読書が欠かせないということはわかってはいても、いざ英語の本を読もうとすると「読書」というよりも「解読」のようになってしまい、数ページ読んで挫折というパターンがけっこうあります。

自分もそうでしたし、
今でもちょっと凝った表現を使った本に出会うと、すぐにあきらめてしまいます。
最近は、そういう時は無理せずに、やさしめの本をあえて読むようにしています。

この夏に読んだのは"The Scarlet Letter"というアメリカの小説です。
原書は格調高い英文で、翻訳も出ていますが、今回はそんな難しい方ではなく、学生社というところから出ている直読直解アトム英文双書というシリーズの中の一冊です。

舞台はアメリカ開拓時代のニューイングランド。女主人公のHester Prynneは私生児Pearlを生むが、姦通の罪で裁かれることになった。

当時、宗教的な戒律は非常に厳しく、死刑になるところを免れる。
その代わり、Adultery(姦通)の"A"の文字を一生胸につけることになる。ちょうど公衆の面前でさらし者になっているところに、夫が戻ってくる。夫はその関係した相手を青年牧師とにらんで、医者として近づき、牧師の罪の意識に苦しむ姿を見て、復讐の快感を味わう。Hesterと青年牧師は新しい土地に行き、再出発しようと計画するが、その計画は実行されず、ある日とうとう・・・

後は実際に読んでいただく方がおもしろいと思います。

この学生社の直読直解アトム英文双書は左が英文、そのくわしい注が右側ページにびっしり書かれており、辞書の世話にならずに最後まで読み通すことができました。中級というレベルが付いていますが、英語はけっこう読み応えのある文だと思います。

ストーリーに興味がある場合は、retold版の小説や注釈つきの学習者向けの教材でも十分楽しめると思います。

読書で大切なのは、まず楽しく興味を持って読めるかということだと思います。どんなに評判がよくても、自分にとっておもしろくなかったら最後まで続きません。その点、このアトムシリーズやオックスフォードのBookwormsなどはけっこう大人でもおもしろい作品があると思います。いきなりペーパーバックはちょっと難しいという方はretold版から読んでみると続けられると思います。

以下に、retold版を出している出版社を上げておきますので、チェックしてみてください。

Oxford Progressive English Readers
Oxford Bookworms
Oxford Headwork Classics
Longman Classics
Longman Fiction
Penguin Readers
Collins English Library
Heinemann Guided Readers
学生社 直読直解英文双書

2010年08月31日 01:40

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