準1級一次試験筆記・二次試験面接

準1級一次試験・筆記、二次試験・面接の問題傾向と攻略のコツを紹介します

準1級 短文の語句空所補充問題

問題数は25題から30題ほどで、難易度の高い問題が増えています。文脈の正確な理解が大前提ですが、出現頻度の低い語句の意味が識別できないと正解にたどり着くのが難しいです。

最近の問題を見ると、以前なら1級レベルで出題されそうな語彙が準1級に入ってきているような気がします。例えば、sluggish, cordial, flared, gullible, tangible (2005年度第1回)などが選択肢の中に見受けられます。単語や熟語にはここまでが準1級であとは1級というような明確な区別はないので、ちょっと難しい過ぎるのではと思っても貪欲に覚えてやろうという気持ちでいるほうがいいと思います。

対策としては、まず過去問を解いてみることです。同じ問題文が出題されることはないにしても、同じ語彙が出題されることは十分考えられます。語彙を増やすためにはとにかく読むことが大切ですが、効率よく勉強するには過去問に当たるのが一番いい方法です。

英字新聞や英文雑誌、ペーパーバックを読むことはももちろん必要ですが、まずは過去問を中心にやり、準1級で出題される語彙がどの程度のものかを確認することをおすすめします。


長文の語句空所補充問題

250語前後の英文のなかに3箇所の空所が作ってあり、そこに適当な語句を補充する問題が2つ出題されます。空所になっている部分は段落に一箇所の場合もあれば2箇所の場合もあります。

文法的にはどの語句も当てはまるようにできているので、あとは文脈を読み取って前後が矛盾のないようにうまくつながるような選択肢を選ぶことになります。

この問題では文のタイトルが必ずついています。2005年度第1回の場合、"Drug Testers Target India",
"The Magic of Steel"、第2回では"Marketing in Africa", "Fighting Malaria"といったタイトルの文章でした。タイトルを見るだけでもどんな内容の文章かを多少想像できます。

設問の答えは前後を読んでつながりをつかまないと答えられないようになっているので、話しの筋が通るように語句を選択する必要があります。その際、英語ではまず要点となるような主張を最初に述べて、後から「例」や「理由」、「事実」などを列挙する形が多いので、過去問を解くときに文章のつながりに気をつけて読むようにするといいです。また、「なぜその答えがよくて他の選択肢ではダメなのか」ということをいつも意識して問題にあたるといいです。
旺文社から出ている「英検準1級全問題集」は解説が別冊でかなり詳しく載っているので、答え合わせをするときじっくり読み込んで納得することが大切です。もし知らない語句があれば固有名詞意外はすべて辞書で調べるようにしたいです。

時間がかかってめんどうですが、語彙力をつけるには何か内容のある文章を読んだときについでに調べるのが一番記憶に残ります。ぜひ辞書で調べてください。これをやるかどうかでその後の読解力がずいぶん違ってくるような気がします。

長文の内容一致選択問題

300語から500語ぐらいの長文を3つ読み、内容理解を問う合計10の質問に答えていく問題です。
どの文章もいわゆる論説文で、TimeやNewsweekのような英文雑誌で見かけるような文章です。
分野も心理、経営、生態系についての話題や時事的なものなど、広範囲にわたっています。

英作文問題

英検準1級の英作文ではここ数年手紙かEメールへの返事を書くという形の出題が続いています。
語数は100語程度でという条件がついています。問題文の中に答えるべき質問が書いてあるので、それを読み取ります。もし、質問が3つあれば単純に計算して1つの質問に対して30語程度の語数で答えることになります。

一次試験・リスニングテスト

リスニングテストはpart1(日常生活の様々な場面)、part2(150語程度の6つの英文を聞き、それに続く2つの質問に答える形式)、part3(問題用紙に印刷されたsituationとQuestionを読み、その状況を予想する。放送の後、質問が続き、その答えを選択肢から選んでをマークする形式)の3部構成になっている。リスニングの試験時間は約25分程度です。

二次試験・面接

まず、二次試験の受験データを見てみましょう。準1級の二次試験は2005年度第1回の場合、3468人の実受験者数に対して合格者数が2916人です。合格率はなんと84.1パーセントです。一次試験の合格率が14.1パーセントですので、準1級では一次が合格すれば、「自分には二次試験が受かるだけの実力は十分ある」と考えていいのではないでしょうか。まずは自分自身を信じてください。もし、二次面接試験で不合格になったとしても出願時に申請すれば1年間は一次試験が免除されるので、あと2回は受けれることになります。そう考えると少し気が楽ではないでしょうか。でも、英語をしゃべるという経験は普段の生活ではあまりないことですので、ちょっとしたコツと慣れが必要です。
といっても、何か特別なことをするのではなく、市販の過去問題集や予想問題集をうまく利用して準備すれば合格点に達する程度の会話力は身につけられると思います。