教科書的な英語からリアルな英語への橋渡しをする教材ー『英語ヒアリングマラソン』
私が利用したのは『1000時間ヒアリングマラソン』でしたが、この教材の良かったところは教材の内容が毎月新しいものに更新されることです。しかも有名人へのインタビュー、映画、ニュース、ラジオドラマ、ディスカッションなど最新の話題を取り上げており、日本語で読んでも面白い内容のものばかりでした。
以前は『1000時間ヒアリングマラソン』という名前ででしたが今は名称が『ヒアリングマラソン』に変わり、『ヒアリングマラソン・ベーシック』、『ヒアリングマラソン・中級コース』の三つに分かれています。
内容が優れているので飽きない、そして生の英語が収録されているので新鮮でした。英語の力が伸ばせて、なおかつ視野も広げられるような教材だと思います。インタビューの英語では話し手の息づかいや口調まで伝わってくるので臨場感があります。
通信講座では毎月の教材の理解度を確認するテストがあり、送り返すとようになっていますが、4,5回提出しただけで終わってしまったと思います。でも、テープ(当時はCDではなかった)は全て聞き終えることができました。目標の1年間で1000時間には至らなかったと思いますが、この講座をきっかけに「生の英語」に興味が持てるようになりました。まさに英語を通じて世界が少し広がったような気がします。
教材のEnglish JournalにはCDによる音声の英語のトランスクリプションが詳しくのっているので細かいところも確認できます。レベルもやさしいものから難しいものまでほぼ毎回取り上げられているので、リスニングに自信のない人でも楽しめると思います。ただ、完全に全部を聞き取ろうとするのはかなり難しいと思います。
内容的には自信を持ってお勧めできますが、あえて難点をあげるなら値段が高いことでしょうか。通信講座だと高くつくので、English Jounalの本と付属のCDだけでも十分かもしれません。たいていの本屋さんには置いてある教材なのでそちらで確認してみてよかったら購入を考えてもいいかもしれません。
『ヒアリングマラソン・ベーシック』(英検4〜3級、TOEIC300点)と『ヒアリングマラソン・中級』(英検準2級、TOEIC450点)は体験版を聞いて見ました。
両方ともヒアリング力はゼロで聞き取りにまったく自信がない人でも無駄なく、着実に力がつく「3ラウンド・システム」という方法を採用して無理なく学習が続けれることを特徴にした教材です。『ヒアリングマラソン・ベーシック』の体験版を聞いてみた印象では、「けっこう難しい英語を使っているな」と思いました。ただ、この3ラウンド・システムを使うとどのように聞けばいいのかというヒントが与えられるので、初めは難しく感じても最後には「わかった」という達成感が得られるようになっている感じがします。
『ヒアリングマラソン・中級』の英語も学校の教科書のような不自然な感じがなく、自然に聞きたくなるような内容になっているなと思います。ベーシックの場合と同じで、少し難しいという感じの英語が流れてきましたが、ヒントの出し方が適切なので、無理なくついていける感じがします。ただ、全てを一度に聞き取ろうとしない方がいいでしょう。
両方とも硬派の教材なので、じっくり腰をすえて勉強しようという人にはすばらしい教材だと思います。
「ヒアリングマラソン」
商品概要:通信講座
価格:52,290円(税込み)
受講期間:12ヶ月
受講開始レベル:英検2級、TOEIC550点以上

